仕事の基本はコミュニケーション
表情や立ち居振る舞いも重要なコミュニケーション
どんな仕事も必要となるのがコミュニケーション力。言葉による伝達方法と思いがちですが、表情や立ち居振る舞いなども重要なコミュニケーション方法のひとつです。笑顔で親しみやすさを伝え、丁寧なお辞儀で敬意をあらわすことができます。コミュニケーションとは、視覚要素を含めた伝達方法のすべてを指します。そしてビジネスマナーとは、社内社外問わず周囲の人への心配りをあらわしたものです。具体的には①あいさつ ②表情 立ち居振る舞い ④身だしなみ ⑤言葉づかいの5つをしっかりおさえることが、洗練されたビジネスマナーへとつながっていきます。
上司の話を聞くとき
適度にあいづちを打ったり、うなずいたり、表情で反応したり、聞いていることを全身で伝えたほうが上司も安心できます。また体の姿勢は、仕事への姿勢に通じるもの。当然姿勢がよい方が信頼度はアップ。
NG
無表情であいづちもなく姿勢も悪いと、上司はきちんと聞いているのか心配になります。やる気も感じられず、信頼度はダウン。
来客の案内をするとき
会社の印象を左右するのが来客への応対。来客にすばやく気づき、笑顔で明るく迎えられれば、印象はグンとアップ。応接室への案内やお茶出しなどでも相手を気づかった動作や言葉ひとつで信頼に差が出ます。
NG
笑顔もなく、ぶっきらぼうな応対では個人の印象はもちろん、会社としてもイメージダウンに。
コミュニケーション5か条
1.あいさつ
ビジネスシーンもコミュニケーションの第一歩はあいさつから。社内の人に対しても社外の人に対しても、気持ちのいいあいさつをすることが円滑に仕事を進めるコツ。
2.表情
イキイキとした豊かな表情は、ビジネスシーンでも大きな武器。ポイントは感じのいい笑顔と、ここぞというときの真剣なまなざし。
3.立ち居振る舞い
姿勢のよさやエレガントな動きは、見た目の美しさだけでなく、仕事に対してまじめに丁寧に取り組んでいる印象を与えます。女性ならではのやわらかさと気配りで、さらに好感度アップ。
4.身だしなみ
「仕事ができれば見た目なんて…」という姿勢✖。業種や職種によって服装は異なりますが、基本は同じ。清潔感とTPOが大切です。
5.言葉づかい
社会人として必要なボキャブラリー、TPOに合わせた敬語など、言葉づかいビジネスシーンで重要な要素。きちんとした言葉づかいは上品な印象を与え、また発する声によって印象が変わります。