敬語~かたちと例~
尊敬語のかたちと例
特定型
・言う → おっしゃる 「課長がおっしゃいました」
・見る → ご覧になる
・行く → いらっしゃる、 おいでになる
・来る → いらっしゃる、 おいでになる
お越しになる、 お見えになる 「○○様がお見えになりました」
・知っている → ご存じ
・食べる(飲む)→ 召し上がる など
定型パターン
・お(ご)~になる 「部長はもうお帰りになりました」
・~なさる、 ご~なさる 「いつ、ご利用なさいますか」
・お(ご)~だ(です) 「□□社の○○様がお待ちです」
・お(ご)~くださる 「先輩がご指導くださいました」
・~れる(られる) 「このあとは会社に戻られるのですか」
・お(ご)+ 単語 「お名前」 「お考え」 「お忙しい」
謙譲語のかたちと例
特定型
・言う → 申し上げる
・見る → 拝見する など
・行く → 伺う 「明日、そちらに伺います」
・知っている → 存じている
・食べる(飲む)→いただく、 ちょうだいする
・会う → お目にかかる 「ぜひお目にかかりたいです」
定型パターン
・お(ご)~する 「ご連絡します」 「商品をお預かりします」
・お(ご)~いたす 「ご連絡いたします」
・お(ご)~申し上げる 「ご連絡申し上げます」
・~していただく、 お(ご)~いただく 「○○様からご連絡いただきました」
丁重語のかたちと例
特定型
・言う → 申す 「○○と申します」
・行く 、来る → まいる 「明日、そちらにまいります」
・する → いたす 「いかがいたしましょうか」
定型パターン
・~いたす ※「~する」のかたちをした動詞に使う
「明日のプレゼンに出席いたします」 「私が部長に連絡いたします」
*言葉づかいだけでなく「話し方」にも注意しましょう!
間違いのない敬語を話すことは必須ですが、言葉づかいで意外と多いのが、「早口」「語尾が消える」「語尾がきつい」「語尾がのびる」などです。これらは自分で気づいていない場合も多いので、気をつけましょう。