名刺交換
名刺交換で好印象を与える為に
①基本の渡し方
立場が下の者から差し出すのが基本ですが、訪問した場合は原則として訪問者からとなります。
テーブル越しなどではなく、立ち上がって、きちんと対面して交換します。
②同時に交換する場合
自分の名刺を右手で差し出し、左手で相手の名刺を受け取ります。
訪問者(下の立場)の名刺をやや下にするのが礼儀です。
最も丁寧な受け取り方
最も礼儀正しいのが両手で受け取る方法です。
文字に指がかからないように、名刺の両端を持ち、「○○様ですね」と名前を確認します。
交換した後の置き方
受け取った名刺はすぐにしまわずに、机の上に置いておきます。
資料などを載せたり落としたりしないよう気をつけましょう。
◎こんな時どうする?
渡す相手が複数いる場合・・・
基本的に役職の上の人から順に渡します。
こちらも先方も複数いる場合は、役職の高い人同士から交換します。
席次が上の人から渡していくと覚えるといいでしょう。
また、上司や先輩が渡す順番を見習えば、間違えることはないでしょう。
NG集
*上着を着たまま入る
*名刺をバックから探す
*訪問者が名刺を上に差し出す
*片手で受け取る
*名刺をバックにしまう
名刺交換の順番
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はじめに、自社の部長が先方の部長と名刺交換をします。 続いて、自社の部長は先方の課長と名刺交換を、その間に自社の課長が先方の部長と名刺交換をします。 自社の部長が先方の担当者と名刺交換をします。その間に自社の課長は先方の課長と、自分は先方の部長と名刺交換をします。 その後も、序列順に名刺交換をしていきます。従って、最後に名刺交換をするのは先方の担当者と自分になります。 |
名刺交換で失礼な行為
名刺交換の際に先方を待たせる
「要領の悪さ」を見せつけていることになります。
どこに名刺をしまったのか確認しましょう。
名刺交換の際に立たない
差し出された名刺を座ったまま受け取るのは、横柄な印象を与えます。
相手の名刺を粗雑に扱う
交換した名刺を落としたり曲げたりしないように丁寧に扱います。
◎こんな時どうする?
名刺を切らしている
・・・ ⇒後で郵送する
・忘れた場合でも「名刺を切らしておりまして」とわびます。
・自分の名刺がなくても相手の名刺は丁寧にもらいます
・帰社後すぐに、わび状を添えて名刺を郵送しましょう